後志の蘭越町で大量の蒸気が噴き出している問題で、道が7日、三井石油開発に対してヒ素を含んだ水を敷地外に出さないよう行政指導を行ったことがわかりました。
三井石油開発は、吹き出した現場近くの水から飲料水の基準値の1590倍にあたる高濃度のヒ素が検出され、その大半を敷地外に放出したとおととい発表しています。
これに対し道は7日、掘削の許可基準としている「温泉法」に違反する疑いがあるとして、三井石油開発に水を敷地外へ放出しないことや、継続的に有害物質の検査を行うよう指導したということです。
また、町が設置した健康相談窓口に新たに2人が体調不良を訴えていることがわかりました。体調不良を訴えている人はあわせて4人になりました。
三井石油開発の原田英典社長が8日、蘭越町で記者会見し謝罪するとともに、これまでの経緯について説明しました。
「多大なご心配とご迷惑をおかけしていることを、心からお詫び申し上げます」
「取水制限による農作物被害については、確認の上で、本件と因果関係のあるものについては適切な形で補償をさせていただく方針でございます」
「弊社としては、ヒ素及び白濁水の対応。速やかな情報提供と説明、そして噴出の抑制に全力を注いで参りたいと思っております」
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