雲海見ようと…観光客殺到 口論で約20人“大乱闘” 中国「武功」にSNS反響

雲海見ようと…観光客殺到 口論で約20人“大乱闘” 中国「武功」にSNS反響

怒号と悲鳴が飛び交う中、激しく殴り合う人たち。
これは、中国の人気観光地で9日に起きた大乱闘の様子。

激しく打ち付けた反動で、宙を舞う棒。
さらには、持ち上げた柵で相手を殴りつけている様子も見られる。

さらに、女性らしき人物も、激しくけりつけたり、棒を何度も振り下ろしたりする様子も映し出されていた。

ここは中国南東部・江西省にある武功山という場所。
山頂付近では雲海を見ることができる人気の観光地。

大乱闘が起きたのはロープウェー乗り場。

2つのグループあわせて20人近くが乱闘に加わったとみられている。

なぜ、ここまでの大乱闘に発展したのだろうか。

中国メディアは、現地スタッフの話として、次のように報じている。

現地スタッフ(中国メディアによると)「ロープウェーを待つ行列に並んでいた観光客の間で、個人的な理由から口論が発生し、やがてつかみ合いの乱闘になった」

乱闘が起きたのと同じ日に撮影されたとみられる映像がある。
ロープウェー乗り場には多くの観光客が殺到し、大渋滞ができていた。

トラブルのきっかけは、こうした混雑にあるのだろうか。

しかし…。

現地スタッフ(中国メディアによると)「週末で観光客が普段より多かったが、収容能力の上限には達していなかった」

「武功」という、この山の名前には、中国古来の武術やカンフーという意味がある。

中国のネットでは、「さすがは『武功山』だわ」、「『武功山』だからといって、ここでケンカしても良いという意味ではない」といった反応がみられた。

中国メディアによると、乱闘になった2つのグループはその後、和解し握手を交わしたという。

FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/

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