マイナンバーカードと健康保険証が一体化した「マイナ保険証」をめぐりトラブルが相次いでいることを受け、厚生労働省は対策のための新たな会議を開きました。
加藤厚労大臣「国民の皆さんの不安や懸念の払拭を図り、安心してマイナンバーカードを健康保険証として活用していただける環境整備を進めていく」
マイナ保険証をめぐっては、システムの不備などにより保険資格が確認できず、医療機関の窓口で患者が医療費の10割を請求される問題などが発生していました。29日の会議では、こうした問題の対応策として、患者が加入している保険を事後的に確認することで、本来の負担分のみが窓口負担となるように運用する方針が示されました。厚労省は遅くとも8月には問題が解消されるようにするとしています。
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