犬たちが暮らしていたのは、数えきれない数がひしめき合う場所。
北海道東部、佐呂間町。
ペットが多くなりすぎて飼育できなくなった、多頭飼育崩壊が起きた牧場。
愛護団体や獣医師たちのチーム、およそ50人がレスキューに乗り出した。
牧場の経営者は、およそ20年前、敷地内で捨て犬を保護。
去勢・不妊手術をしなかったため、数が増えていったという。
現在牧場にいるのは、十数頭の乳牛と、およそ70匹の犬。
牧場の経営者に、必要な手術などを受けさせられなかった訳を聞くと…。
牧場の経営者「(動物病院まで)往復で1時間、手術で1時間かかる。とてもじゃないが、費用と時間がかかる。面倒を見切れなくなる前に(支援を)頼んだ。多頭飼育崩壊、放し飼いと書かれているが、俺の話を聞いたことない人が記事を書いている」
保護された犬たちには、狂犬病ワクチンの接種や去勢・不妊手術が行われたという。
FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/
