捜索活動が続いていた「タイタニック号」の見学ツアー用の潜水艇について、アメリカ沿岸警備隊は、日本時間の23日早朝の会見で、海底で破片が見つかったとして、乗っていた5人が死亡したことを明らかにした。
悲劇的な結末に、乗っていた5人の家族や友人から、悲しみの声が寄せられている。
潜水艇に乗っていたフランスの海洋学者・ナルジョレ氏の友人は、とても寛容で素晴らしい人物だったと、突然の別れを悲しんでいる。
ナルジョレ氏の友人「彼らが苦しまなかったのなら、せめてもの救いだ」
イギリス人富豪のハーディング氏の家族は、「素晴らしい父親であり、夫だった。深い悲しみに包まれている」との声明を出した。
パキスタン出身で資産家のダウード氏とその息子の親族は、捜索活動に関して、「心より感謝する」とのコメントを表明した。
操縦士のラッシュ氏の妻は、111年前に沈没したタイタニック号の乗客で犠牲となった夫婦の子孫だったという。
欧米メディアは、“タイタニックの新たな犠牲者、深海に消える”などと、1面で報じている。
FNNプライムオンライン
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