南阿蘇村で、暮らしや移住をテーマに『梅ちぎり』と『梅干し仕込み』を通した体験交流会がありました。
このイベントは南阿蘇村が進める『移住定住促進プロジェクト』の一環で地域おこし協力隊が地域の暮らしや風土を体感してもらおうと初めて行ったものです。
【地域おこし協力隊 家入明日美さん】
「『移住』としてしまうとどうしてもハードルになってしまうので『どなたでも参加いただけけますよ。地域のことを知っていただくきっかけにしてください』という形で案内しています」
村内外から家族連れなどおよそ20人が参加し、キャンプ場内の梅の実をちぎりました。
【キャンプ場『南阿蘇STAY HAPPY』】
【男の子】
「採れました。ブツブツが出来てるのがね、悪いかと思ってたけれどいいものだったのがびっくりした」
【男の子】
「お母さんが梅ジュース作るらしい」
ランチの時間はゆったりと過ごしました。
このランチを作ったのは今回、梅干しの仕込みを指導する坂井章加さんです。
2015年に奈良県から南阿蘇村に移住し、現在は家族と宿を運営しながら食に関する活動をしています。
この日は、簡単にできる梅干しづくりに挑戦。
別の日に収穫し、黄色や赤色に熟した梅をホワイトリカーで消毒したあと
袋に梅と塩を入れてもんで馴染ませました。
【参加者】
「おいしくなあれ」「初めて作りました。おいしく出来たらいいなと思います」