コロンビアのジャングルで墜落した小型機に乗っていた子ども4人が、40日ぶりに発見された時の映像が公開されました。母親は事故後、4日間生きていて、子どもたちに「ここから出ていきなさい」と伝えたということです。
■ジャングルで40日間生存 新映像「母親は生きていた」
撮影者:「子どもたちが見つかった!神様のおかげだ」
これは、新たに公開された子どもたちを見つけた直後の映像。ジャングルのなか、40日間生き延びた4人の子どもたち。隊員たちが子どもたちに水やゼリーを与えている姿が映っています。
長女(13):「お母さんは4日間生きていた」
墜落直後、生きていた母親は子どもたちにこう伝えたといいます。
母親の最後の言葉:「ここから出ていきなさい」
幼い子どもたちだけで生き延びたサバイバル生活の実態が明らかになりました。
40日間、文明社会から隔離され、ジャングルをさまよった4人の子どもたち。
救出された長男(5):「おなかがすいた。パンが食べたい」
発見時、子どもたちは空腹で立っていられない状態だったといいます。
現在、病院で療養している子どもたちの元へ父親が会いに行きました。
4人の子どもたちの父親:「初めは13歳の長女を抱きしめました。話をするのは簡単じゃありませんでした。子どもたちは、40日もまともに食事も眠ることもできなかった」
病院の前で、神への感謝の儀式を行う先住民の姿が見られました。
そんななか、長女が話した衝撃の事実…。
救助された長女(13):「お母さんは4日間生きていた」
墜落直後、幼い子どもたちと生きていたという母親。コロンビア南部から飛び立った小型機の前方には大人が座り、後方に子どもたちが乗っていたとみられます。墜落で大人たちはみな死亡したとみられていましたが、母親は幼い子どもたちと生きていたといいます。
■「抜け出しなさい」子どもに伝えた言葉
しかし、時間が経つにつれ、母親は衰弱していく一方だったとみられています。捜索隊がすぐに駆けつけてくれる状況ではありませんでした。事実、小型機が発見されたのは、墜落から15日後のこと。墜落現場のそばには水場はなく、残された食料が尽きたら、生きるすべはありませんでした。
母親:「みんな、ここから抜け出しなさい。お父さんに会いに行きなさい」
生きるために進むことを諭したという母親。母親が亡くなったのを見届けた後、子どもたちはジャングルの中を歩き出したとみられます。
捜索隊のボランティア:「子どもたちは、ずっと川の近くにいた。ペットボトルを持ち歩き、かばんの中に入れていた」
また、先住民の穀物でもあるキャッサバ粉が小型機に3キロ積まれていましたが、それも底を尽き、川の近くを歩きながら、果物や水を長女はかばんに詰めていたといいます。
捜索隊のボランティア:「かばんにはコルク抜きやタオル、懐中電灯、乾電池が入っていた。40日間生きていられたのは、長女のおかげだ」
地元メディアは、13歳の長女を“ジャングルの戦士”とたたえています。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2023
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