機密文書を持ち出したとして起訴された、アメリカのトランプ前大統領は13日、南部フロリダ州の連邦裁判所に出廷し、無罪を主張しました。その後、支持者を前に演説し、徹底抗戦する姿勢を示しました。トランプ氏は、自らの起訴を「政治的迫害」だとし、「大統領がどのような文書を持ち出そうとその権利は大統領にある」と強調しました。また、トランプ氏は来年の大統領選挙で自らが当選した場合「バイデン大統領を追及する特別検察官を任命する」などと述べ、大統領返り咲きに意欲を示しました。アメリカメディアによりますと、フロリダ州の連邦裁判所で行われた罪状認否で、トランプ氏はスパイ防止法違反や捜査妨害など37の起訴内容全てについて無罪を主張しています。
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