日経平均株価が3万3000円台を超え、バブル期以来の高値を更新し、終値は、前営業日比584円65銭高の3万3018円65銭でした。
13日の日経平均の上げ幅は一時700円に迫り、日本株を買う流れは続きました。
13日の東京株式市場は、前の日のNY市場の株高の流れを受けた買い注文が広がったもので、午後に日経平均株価はおよそ33年ぶりに3万3000円台を回復しました。
日経平均株価は、今月に入りわずか10日あまりで2000円以上値上がりしたことになります。
ーー33年ぶりの高値となっている日本株は、だれに買われているのでしょうか?
株高の背景には好調な企業業績や日本の金融緩和の継続などがありますが、いまは円安のため、ドルを元手に株を買う外国人投資家には日本株が割安にみられていて、買い注文を入れやすいということは大きな要因だと思います。
ーー今後、株高の実感は私たちにも伝わってくるのでしょうか?
株を投資している人以外は実感はあまりないかもしれません。ただ、足元では、個人消費やインバウンド需要の回復も見られています。
市場関係者に聞いたところ、特に、このところの株高はこの先の景気がよくなるとの期待をいわば先取りしている側面があると話していました。
株高が今後の賃金上昇の継続にもつながり、日本経済が好循環となることが期待されています。
(2023年6月13日放送「news every.」より)
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