来年のアメリカ大統領選挙に向けて、野党・共和党内でトランプ前大統領の最大のライバルとなっているデサンティス氏が30日、初めての選挙集会を開きました。
フロリダ州知事のデサンティス氏ですが、第一声の場に選んだのは中西部のアイオワ州でした。
フロリダ州 デサンティス知事
「私たちはレースを完走し、信念を貫きます。その時、我々は偉大なアメリカを取り戻すでしょう」
アイオワ州は共和党の候補者レースが始まる州で、その結果が予備選全体に大きく影響します。
世論調査でトップのトランプ前大統領に40ポイント近い大差をつけられているデサンティス氏はアイオワで支持を広げ、逆転につなげたい考えです。
保守的な政治姿勢から「ミニトランプ」とも呼ばれたデサンティス氏ですが、集会では「国を率いることはエンターテインメントではない」と暗にトランプ氏を批判しています。
一方、トランプ氏もデサンティス氏にさらに差をつけようと、31日に同じアイオワで集会を開く予定で、予備選に向けた動きが早くも熱を帯びています。
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