堺市は国民健康保険料について、本来、減額の対象とならない小学1年生も減額していたと明らかにしました。誤って減額した世帯には今後、納付を通知するということです。
堺市によりますと、昨年度の国民健康保険料の算定で922世帯に対し、総額約775万円を誤って減額していたということです。市は、国の制度変更に伴い、担当者と委託業者が一昨年の未就学児を対象としてテストを実施。昨年度の作業をする際、対象者を変更することなく、小学1年生を対象に含んだまま算定を行ったことが原因ということです。
堺市は算定に誤りがあった世帯に対して納付書を送り、保険料の支払いを依頼するということです。
堺市では去年も国民健康保険料の算定でミスがあったと発表しています。