5月25日、医師や看護師に梅毒の症状や治療法などに理解を深めてもらい感染拡大を抑えようと、郡山市と医師会が研修会を開いた。
「梅毒」は性的な接触で感染し、口の中や性器などにしこりが出来たり、手のひらや腹などに赤い発疹が出る感染症で、最悪の場合死に至る。
全国で感染者が急増するなか、郡山市でも2022年の感染者が調査開始以来最も多い61人に上り、2019年の2倍に増加している。
※2021年38件・2020年43件・2019年30件
石橋医院の石橋啓理事長は「先天梅毒では、妊娠した女性の子どもに生まれながらに梅毒に感染する例が増えてきてしまう。若い女性の梅毒の症例は抑制していきたいと思う」と話す。
郡山市は、感染に不安を感じた人は医療機関に相談するよう呼びかけている。