17日の日経平均株価は5営業日連続で値上がりし、3万93円で取引を終えました。
投資家:「海外も市況が悪いなか、日本に資金が向かっているので、いい兆候ではあるかなと思います」「非常にいいことなのかなと思っています。経済が動き出してきた、コロナも明けて」
平均株価が3万円の大台を回復するのは、2021年9月以来、およそ1年8カ月ぶりです。
国内企業の好調な決算発表が相次いでいて、金融緩和の継続やインバウンドの回復などの好材料から、“一段高”となっている株価。専門家は“ある人物”の影響も大きいと話します。
ニッセイ基礎研究所 上席エコノミスト 上野剛志さん:「アメリカの著名投資家で“投資の神様”とも呼ばれているウォーレン・バフェット氏が先月以降、日本株への投資に前向きな発言を繰り返しています。海外投資家の日本株買いがそれによって促されている」
ただ、今後の株価の動向については、注意が必要だと指摘します。
上野さん:「現在の日本株は欧米株が買いづらいので、消去法で選ばれている面も否めない。特にアメリカは今後、景気後退に陥る可能性が大きいと見ておりますので。いったん2万7000~8000円くらいまで調整して、年の終盤に3万円台に回復してくるというようなイメージ」
(「グッド!モーニング」2023年5月18日放送分より)
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