1月から3月のGDP=国内総生産は新型コロナが落ち着き個人消費が回復したことで3期ぶりのプラス成長になりました。
個人消費を中心に内需がGDP全体を押し上げ、大方の予想を上回る伸びとなりました。
実質の成長率は0.4%増え、年率換算では1.6%と3期ぶりのプラス成長となりました。
半導体不足などが緩和され、自動車の販売が増えたほか、新型コロナが落ち着き、外食などのサービス消費も伸びました。個人消費は4期連続のプラスです。
一方、輸出が減速し、全体を押し下げました。中国での感染拡大などが影響したとみられます。
三菱UFJリサーチ&コンサルティング・小林真一郎主席研究員:「今年度に入り物価も引き続き高い状況が続いていますので、個人消費全体を見ると堅調には伸びてはいるけれども、弱い部分も見られるという状態ではないか」
名目GDPの額もコロナ前を上回るなど景気の回復傾向は目に見えてきていますが、どこまで力強さを維持できるかが焦点です。
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