がんの治療薬開発をうたい、違法に未公開株を売ったなどして健康食品販売会社の社長が逮捕された事件で社長らが集めた金を会社への寄付金などと、装っていたとして再逮捕されました。
健康食品販売会社「ウィンメディックス」の社長・白木茂容疑者(45)ら3人は、おととし12月から去年4月までの間、およそ1500人から株式売買名目で集めたおよそ7億円を会社への寄付金などと装った疑いが持たれています。
法人についても書類送検されました。
警視庁によりますと、2017年からの5年間で株主から80億円ほどを集めていたとみられますが、配当は行っていませんでした。
白木容疑者はそのうち8億円以上を遊興費に利用していたということです。
被害者家族:「あらゆる病気に打ち勝つ薬を作っているので、がん患者さんだけでなく他に病気に悩んでいる人もぜひ誘ってくださいっていうような言い回し。最終的にうちの被害額としては、1550万円という金額になりました」
白木容疑者は容疑を認め、他の2人は否認しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp