新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが来月8日から変更されることを受け、福岡県の服部知事は、変更後の県の対応を発表しました。
◆「健康観察」は取りやめ
新型コロナの感染症法上の位置づけは、来月8日から、季節性インフルエンザなどと同じ「5類感染症」に変更されます。これを受け福岡県は来月7日をもって、保健所が行っていた感染者の健康観察を取りやめるほか、宿泊療養施設や飲食店の認証制度などを廃止します。
◆24時間電話相談は継続
一方で、入院患者を幅広い医療機関で受け入れられるよう、病床の確保を進めるほか、24時間対応の電話相談窓口は今後も継続するとしています。服部知事は会見で、「周囲のリスク状況に応じて適切に行動してほしい」としたうえで、「安心な日常生活と活力ある経済活動をともに取り戻していきたい」と話しました。