イギリスで開かれている気候変動に関する国際会議「COP26」は途上国への資金援助などを巡り結論が出ず会期が延長される見通しです。
議長国イギリスは12日、合意文書の草案の改訂版を示しました。
最初の案では無条件で段階的に廃止とした石炭火力発電について、廃止の対象を排出削減の対策がないものに限定するなど、表現を弱め、合意に向けて歩み寄りをみせました。
一方、途上国への対策で早急に年間1000億ドルの支援を達成するよう求めたものの、途上国側からは実効性に乏しいと批判が上がるなど溝は埋まっていません。
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