朝食をとることで福岡市民の健康寿命を延ばそうという取り組みが始まりました。
10日から1週間、市内の各所で、さまざまな関連イベントが開かれています。
◆配布担当スタッフ
「スムージー無料で配布しています」
福岡市で10日から始まった『朝勝ウィーク』。
朝食の重要性を周知しようと企画され、JR博多駅前広場では通勤する人などに福岡県産のトマトや甘酒を使ったスムージーが配られました。
◆配布イベントに訪れた女性
「うん、おいしいです。(朝は)お水だけ飲んで、お昼までもつので、まぁいっかなって感じ」
◆配布イベントに訪れた男性
「食べます食べます。食べないと1日が始まりません」
福岡市と九州大学の研究によりますと、週に3日以上朝食を食べない人は食べる人に比べて、将来、要介護状態になるリスクが1.27倍になるという結果が得られたということです。
◆福岡市 福祉局総務企画部 奥田一成 政策推進課長
「健康を保つために朝ご飯はとても大切ですので、忙しい中でも朝食をとっていただきたいなと思います」
スムージーの無料配布は4月12日まで行われていて、朝食に関するセミナーなども開かれます。