日本国内で、これまでに判明した「サル痘」の感染者数が100人を超えたことが分かりました。今年に入って感染が拡大してます。
厚生労働省は11日、国内で新たに20代から40代の男性10人のサル痘への感染が確認されたと発表しました。
10人の症状は安定しているということです。
国内では初めて感染が分かった去年7月以降、合わせて106人の患者が確認されました。
このうち今年の感染者は98人で、海外渡航歴のない人が多いということです。
厚労省は「国内で感染が拡大している。発疹などの症状あった場合には、最寄りの医療機関に相談してほしい」と呼び掛けています。
また、専門家は増加の背景として「明確な理由はないが、密接な接触で広がる感染症なので、人と人との接触が増加していることが理由の一つと推測される」しています。
国内では、これまで女性の感染は確認されていません。
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