アメリカ各地で巨大な竜巻が次々に発生。この2週間で死者が63人に上る異常事態となっています。
■2週間で死者63人の“異常事態”
外で吹き荒れる嵐。落雷で火花が上がります。車を確認しようとドアを開けますが、外に出られる状況ではありません。4日、アメリカ中西部を襲った暴風雨。アイオワ州では、相次いで巨大な竜巻の目撃情報が…。雲から蛇のようにうねりながら地上まで到達。砂煙を巻き上げながら畑の中を進んでいます。
5日未明にはミズーリ州でも竜巻が発生し、少なくとも5人が死亡。
地元住民：「まるで貨物列車の音だったよ」
記録された風速は時速200キロ超え。町はことごとく破壊されてしまいました。
ミズーリ州知事：「この惨状を見るに、復興には数週間、数カ月はかかるだろう」
アメリカ中西部や南部で大きな被害をもたらしている竜巻。ここ2週間での死者数は合わせて63人に上っています。
■ひょうが…突然の嵐で店も“大混乱”
天気の急変、それは東南アジアのタイでも…。突然ひょうが降り始め、カメラを回していると、猛烈な風が店を襲います。ドアが開かないようあわてて押さえる従業員の姿も。外は横殴りの雨がまるで白い波のようにうねりながら吹き付けています。嵐は10分以上続いたといいます。
■川にギッシリ…数百万匹の魚
オーストラリアのとある川。水面を埋め尽くしているのは魚。何百万匹もの魚が浮かんでいるのです。原因は異常な気象現象とも言われています。オーストラリアで今、一体何が…。
白く染まる川。まるでじゅうたんのように数百万匹の魚が川に漂っています。場所はオーストラリア南東部・ニューサウスウェールズ州を流れる川の上流域。この地方では、去年から何度も洪水に見舞われていました。
政府の研究機関によりますと、洪水によって川の水量と栄養分が増加し、魚が大量に繁殖。しかしその後、干ばつが襲い、川の水位が低下。魚が増えたにもかかわらず、住む場所は減り、水中の酸素濃度は一気に下がり、魚たちが酸欠状態になったと推測してます。 （C） CABLE NEWS NETWORK 2023
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