激戦が続くウクライナ東部でロシアの作戦を指揮してきた司令官が解任された可能性が高いことがイギリス国防省の分析で明らかになりました。
イギリス国防省は6日、ロシア国防省がウクライナ東部で作戦を率いていたムラドフ司令官を解任した可能性が高いと発表しました。
ムラドフ司令官の部隊はドネツク州南部のウグレダル制圧を目指していたものの失敗を繰り返し、ここ数カ月で「群を抜いて多くの犠牲を出した」と指摘しました。
解任措置を講じても「ロシアは東部制圧という目標達成に失敗し続けるだろう」と分析しています。
ウクライナ東部の戦況は長らく膠着(こうちゃく)状態となっていて、要衝バフムトを巡っては激しい攻防が続き、情報も錯綜(さくそう)しています。
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