放送法の政治的公平性に関する行政文書をめぐり、高市経済安保相が自身に関する記述を「ねつ造だ」と発言したことについて、野党側が国会で追及を強めています。
野党側から「発言が信用できない」と厳しい追及を受けた高市経済安保相は「答弁が信用できないなら質問しないで」などと反論しました。
立憲民主党・杉尾秀哉議員「高市大臣の言ってることは全く根拠がないんですよ。全く根拠がない中で、ずるずるずるずる答弁が変わってってるんです。全く信用ができません」
高市経済安保相「放送法の解釈を変更するという説明を行ったとは認識を示すものはいなかったと書かれております。私が信用できない、答弁が信用できないんだったら、もう質問なさらないでください」
立憲民主党・杉尾秀哉議員「『これが事実だったら大臣どころか議員もやめる』って言った。だからこういう話になってんじゃないですか。それを何で今になって答弁拒否するんですか、おかしいでしょう」
高市経済安保相「それは答弁をしても杉尾委員が私の発言は信用できないとおっしゃったからでございます」
高市経済安保相は「ねつ造と言ったのは言葉がきつかったかもしれないが、ありもしないことをあったかのように書くのはねつ造だと考えた」と述べ、文書の内容は不正確だとの考えを重ねて示しました。
(2023年3月15日放送)
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