岸田総理大臣は18日午後、ドイツのショルツ首相と閣僚らを総理大臣官邸に招いて両国初の「政府間協議」を開いています。官邸前から中継です。
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あいにくの天気の中、こちら総理官邸では、首脳会談に続いて、両国の閣僚が出席して初めて行われる政府間協議が始まったところです。
岸田首相「立ち上げに合意した政府間協議は、日独間の協力をさらに進化、そして拡大する重要な枠組みであると思っています」
会談は、岸田総理とショルツ首相による通訳だけを交えた会談から始まりました。
「日独政府間協議」には、両国からそれぞれ6人の閣僚が出席しています。
今回は、経済安全保障の分野での協力の強化を最大の狙いとしていて、5月に開かれる広島でのG7サミットに向けても連携を確認します。
総理周辺は、「日本とドイツは工業大国だ。経済安保のルール作りで、ヨーロッパとアジアからメッセージを出す意味は大きい」と連携の意義を語っています。
――ドイツとしては、日本との連携を強化する狙いはどこにあるのでしょうか?
ドイツは、ヨーロッパの経済大国ですが、経済面での中国への依存度を高めています。
一方、欧米各国や国内からも中国を警戒する声が高まる中で、ショルツ首相としては、日本との関係強化を通じて、G7内の連携をアピールする狙いがあるとみられます。
(2023年3月18日放送「news every.」より)
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