14日、東京ドームには試合がないはずのチェコ代表が姿を見せました。その目的はスーパースター・大谷翔平選手とのサインの交換でした。
■佐々木朗希 死球相手に“自腹”で菓子購入
日本代表と友好的な交流を見せてくれたチェコ代表。11日、佐々木朗希の162キロの剛速球がチェコの7番・エスカラ(24)のひざを直撃。エスカラは苦しそうな表情で、数十秒動けませんでした。
侍ジャパンの公式ツイッターは13日、おわびのため、佐々木選手がエスカラ選手の元を訪れた際の写真をアップ。
また、チェコ野球協会はその様子を動画で公開。注目を集めたのが、エスカラ選手がもらった袋の中身。袋の中身を見ると「コアラのマーチ」。佐々木選手が所属する千葉ロッテマリーンズによりますと、コアラのマーチやパイの実、アーモンドチョコなどを自身で購入したといいます。
■チェコ選手「大ファンに」 粋な計らいに感激
佐々木のデッドボールを受けた翌日、痛みもひかないであろうなか、チェコ大使館での懇親会に現れたエスカラ選手。ひざのことを訪ねると…。
チェコ、エスカラ選手:「(Q.大丈夫?大丈夫?)イエス!グッド!ドブリ!ドブリ!」
エスカラ選手とは初対面だったというチェコ親善大使のモコさんに対し、笑顔で「ドブリ」と答えました。
チェコ親善アンバサダー・モコさん:「『ドブリドブリ』『いいよいいよ』とか『グッドグッド』という意味ですね。すごく親切で紳士というか、常に他の人としゃべっている時も笑みを絶やさず話していたので、素敵な方だなと思いました」
試合中も佐々木をおもんばかるように自分は大丈夫だという姿を見せ、後におわびも受け入れたエスカラ選手。
チェコ、エスカラ選手:「お菓子をたくさんもらってうれしかった。素敵な人柄にふれて大ファンになりました」
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