国会への欠席を続け、議場での陳謝にも応じなかったガーシー参院議員。
14日に行われた懲罰委員会で、ついに…。
懲罰委員会・鈴木宗男委員長「議員ガーシー君を、国会法第122条第4号により、除名すべきものと決定いたしました」
議員の身分を失う「除名」とする案を、全会一致で決定した。
国会議員の除名は、72年ぶり。
およそ1時間行われた懲罰委員会には、ガーシー議員の代理として、政治家女子48党の浜田聡議員が出席。
ガーシー議員の弁明文を読み上げた。
政治家女子48党・浜田議員「私も票を入れてくれた有権者に謝罪をしますが、あなた方も、私に票を入れた有権者に謝罪をして下さい。それが筋だと思います。何の決まりも指導もなく、当選してからごちゃごちゃ言うのは、あと出しジャンケンですよ」
弁明文の一部が、懲罰とは関係ない内容だったため、鈴木宗男委員長が、再三にわたり注意する場面も。
懲罰委員会・鈴木委員長「再度、浜田議員に申し上げますが…。懲罰に関する事案でありますので、しっかりわきまえて発言してください」
政治家女子48党・浜田議員「短い期間ではありましたが、どのような結果になろうとも従いますが、受け入れることは永遠にないと思ってください」
注意を受けながら読み上げた弁明文では、除名処分が「投票した民意を無視した行為」であると批判。
この主張に対し、懲罰委員会終了後に、鈴木宗男委員長も「公約で、自分は国会に出ないと言って当選したんだから、(国会に)出なくてもいいんだというのは個人的な見解であって、独りよがりの身勝手な発言をしても、民主主義は通用いたしません」と反論した。
ガーシー議員への除名処分は、15日の本会議で正式に決定する見通し。
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