大浴場の湯を年に2回しか入れかえていなかった福岡県筑紫野市の老舗旅館「大丸別荘」の前社長がけさ、遺体で見つかりました。自殺とみられています。
きょう午前7時ごろ、福岡県筑紫野市の山道の近くで男性が倒れているのを通行人が見つけ、警察に通報しました。
駆けつけた警察官らがその場で男性の死亡を確認し、身元を調べたところ、老舗旅館「大丸別荘」の山田真前社長であることが分かりました。
遺体の近くには遺書のようなメモがあり「申し訳ない、全ては自らの不徳のいたすところ、あとはたのむ」という内容が書かれていたということで、警察は自殺とみています。
「大丸別荘」は大浴場の湯を年に2回の休館日にしか入れかえず、その後も虚偽の報告をしていたとして、今月10日、公衆浴場法違反の疑いで家宅捜索を受けています。
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