国会では、参議院予算委員会で集中審議が行われ、放送法の「政治的公平」に関する総務省の文書をめぐり、与野党の激しい攻防が続いている。
国会記者会館から、フジテレビ政治部・長島理紗記者が中継でお伝えする。
当時、総務相だった高市経済安全保障担当相は、簡潔な答弁を求める予算委員長の制止を「言わせてください」として振り切り、文書は「不正確だ」とあらためて強調する場面があった。
立憲民主党・福山議員「この紙、捏造(ねつぞう)じゃないですよね、高市大臣」
高市経済安保相「紙に私が言うはずもないことが、たくさん書かれている。言いたいことがあっても我慢してきた。ここは言わせてください」
一方、総務省幹部は、問題の文書に書かれている2015年2月の担当局長による当時の高市大臣への説明について、「あった可能性が高い」と述べた。
これに対し、高市経済安保相は、「レクがあったかは確認のしようがないが、文書に書かれている内容は自信を持ってあらためて否定する」と反論している。
また、岸田首相は「責任を持って説明することが、総務省の責任だと認識している」と述べた。
午後も、野党が文書について、ただす見通し。
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