東京・上野動物園でおととし生まれた双子のジャイアントパンダ、シャオシャオとレイレイの親離れするための訓練が10日から始まりました。
2021年6月23日に上野動物園で誕生した雄のシャオシャオと雌のレイレイはもうすぐ2歳になります。2頭はこれまでは母親のシンシンと一緒に暮らしていました。
パンダはもともと2歳ごろから単独で生活する動物で、園によりますと、1月下旬ごろからシンシンがうなり声を上げてシャオシャオやレイレイを遠ざけようとする様子が確認されていたということです。
親離れの訓練の最初のステップは午前中だけ展示室を分けてシンシンと離れて過ごします。
訓練初日の双子はいつもと変わらずよく餌(えさ)を食べ、遊んでいたということです。
その後、徐々に母親と離れる時間を長くして、およそ10日間で完全別居を目指しますが、シャオシャオとレイレイは当面の間、一緒に暮らす予定です。
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