イランとサウジアラビアが中国の仲介により外交関係を正常化させることで合意しました。
イランとサウジアラビアの政府高官は北京で協議し、10日、外交関係を正常化することで合意しました。2カ月以内に双方が大使館を再開させます。
2016年にイスラム教シーア派の指導者がサウジアラビアで処刑されたことを背景に、両国は断交していました。
仲介した中国外交トップの王毅政治局委員は「中国は両国の信頼できる友人として、引き続き建設的な役割を果たしたい」とコメントを出しました。
中東における中国の存在感が高まる見通しです。
一方、アメリカ政府は「中国が世界で影響力を強めようとしているのを注視する」と牽制(けんせい)しています。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2023
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