ロシアが進軍し、激しい戦闘が続くウクライナ東部の要衝バフムトについて、ロシア側が「中心部から1.2キロの場所まで進んだ」と主張しました。
ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創始者・プリゴジン氏は11日、SNSで、ロシア側が「バフムトの中心部からおよそ1.2キロの場所まで進軍した」と主張する動画を投稿しました。
そのうえで、バフムトでの戦闘には、合わせて10億ドル=およそ1350億円相当の弾薬や戦車、ミサイルなどが必要だと訴えました。
一方、ウクライナの陸軍司令官は、バフムトの戦況について「人員を集めて反撃するまで時間を稼ぐ必要がある」としながらも、「反撃開始はそう遠くはない」と述べました。
イギリス国防省は、バフムト東部の大部分をロシア側が掌握しているものの、西部はウクライナ軍が支配していて、ロシア側の部隊の前進が困難となっていると分析しています。
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