アメリカの動物園で飼育され、衰弱したような姿に懸念が広がったジャイアントパンダを巡り、中国への返還に向けて来週にも北京動物園の飼育員らが現地入りします。
中国動物園協会は8日までに、アメリカ・テネシー州の動物園で飼育されている雌のジャイアントパンダ「ヤーヤー」の中国への返還作業について声明を出しました。
声明は「両国が一刻も早い返還を目指している」と述べ、来週から北京動物園の飼育員らが現地入りしてアメリカ側と引き継ぎを行うと明らかにしました。北京側でも医療体制の整備など受け入れに向けた作業が進んでいます。
ヤーヤーを巡っては衰弱したような姿がSNSで拡散し、中国で懸念が高まりましたが、動物園協会は「健康状態は安定している」と説明しています。
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