県内では5日、火事が相次ぎ、伊万里市と有田町で住宅が全焼、1人暮らしの92歳のj女性と消火活動中の消防隊員が軽いけがをしました。
火事があったのは、伊万里市大川町立川の住宅で、5日午前6時半頃、近所の住民から消防に通報がありました。火は約2時間半後に消し止められましたが、河野直子さん(92)の木造平屋建ての住宅1棟が全焼したほか、隣の住宅の一部が焼けました。河野さんは1人暮らしで、この火事で両腕に軽いやけどをし、病院に搬送されたということです。
また、5日午前10時半頃、有田町大野乙の馬場雅明さん(81)の住宅で火事がありました。火は約3時間後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅と車庫兼倉庫の2棟が全焼したほか、隣の住人の車庫が一部焼けました。
出火当時、馬場さんは外出していて、家には妻や娘、孫など合わせて8人がいましたが、けがはありませんでした。
一方、消火活動をしていた消防隊員が落ちてきた瓦で左ひじや腰に軽いけがをしたということです。
県内には、乾燥注意報が出ていて、7日まで空気の乾燥した状態が続くということで、気象台は火の取り扱いに注意を呼びかけています。