京都市で女子大学生を毒物のタリウムで殺害した疑いで男が逮捕された事件で、男が、タリウムを事前に準備して、大学生の自宅に持ち込んだとみられることがわかった。
不動産賃貸業経営の宮本一希容疑者(37)は、2022年10月、京都市で知人の大学生・濱野日菜子さん(当時21)にタリウムを飲ませて、殺害した疑いが持たれている。
警察によると、2人が濱野さんの自宅に入る際、濱野さんに異常はなく、警察は宮本容疑者がタリウムを事前に準備して持ち込み、酒に混ぜて飲ませたとみている。
一方、濱野さんの中学・高校時代の校長が取材に応じ、「濱野さんは真面目で学校を一度も休むことがなかった。たくさんの友人に囲まれ、勉強も頑張っていて、学校の模範的生徒だった」と話した。
警察は、事件の経緯をくわしく調べている。
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