ウクライナ東部の要衝バフムトでロシアの猛攻が続く中、ウクライナ側は1日までに部隊を増派したことを明らかにしました。ウクライナ東部ドネツク州のバフムトを巡ってはロシア側が制圧を目指し激しい攻撃を続けていて、ウクライナのロドニャンスキー大統領顧問は先月末、「必要なら戦略的に撤退する」と述べていました。こうした中、マリャル国防次官は地元メディアに対し、バフムトに部隊を増派したことを明らかにしました。増派の規模については言及していません。またウクライナ軍の広報官によりますと、バフムトでは4,500人の市民が避難できずに孤立しているということです。こうした中、ゼレンスキー大統領は1日、前線地域一帯はコントロール下にあるとの認識を示しました。