宗教法人「幸福の科学」の創始者で総裁の大川隆法氏が亡くなった。
66歳だった。
教団のウェブサイトによると、大川氏は1956年生まれで、東大を卒業後、1986年に「幸福の科学」を設立。
亡くなった人の考えや思いを大川氏が代弁するという「公開霊言」を行っていた。
これまでに多くの本を出版し、ベストセラーになったという。
2009年には「幸福実現党」を設立し、自らも衆議院選挙に出馬。
幸福の科学・大川隆法氏「私の中には、宗教家としての魂と政治家としての魂と、2つの大きな魂が宿っております」
しかし、議席を得ることはできず、落選した。
2017年には、東京ドームで大規模な講演会が行われ、多くの信者が参加した。
幸福の科学・大川隆法氏「迷ったら最後は私の言葉を聞いてください。これが人類を率いてきたものの言葉だからです」
教団によると、幸福の科学の信者は、世界168カ国以上に拡大。
日本国内だけで、およそ1,100万人の信者がいると主張している。
関係者によると、大川氏は2月28日、東京・港区の自宅で倒れて救急車で運ばれ、3月2日午前、死亡が確認されたという。
死因はわかっていない。
教団側は、大川総裁の現在の状況については、コメントを差し控えるとしている。
FNNプライムオンライン
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