新潟県が移住者の増加を目指して約650万円の予算を投じて新たに始めるのが『にいがた暮らしサポーター制度構築・交流推進事業』です。
これは移住経験者などを「にいがた暮らしサポーター」に認定し、移住希望者に移住前後の生活相談やコミュニティ参加などの支援強化を目指すものです。
【青森県出身 斉藤 翔 さん】
「具体的な悩みがあるなら、その具体的な解決法を教えてくれる人にいけるっていうのはサポート制度すごくいいと思うし、最初に頼れる人が2~3人いると一気にそこの(人脈の)広がり方が違うと思う」
こう話すのは2019年に三条市に移住してきた斉藤翔さん。
今は三条市でウコンを栽培しながら廃材の利活用などものづくりに関する企画も行っています。
しかし、移住してきた当初、苦しんだのがその地域での生活スタイルや価値観の違いだったと言います。
【青森県出身 斉藤 翔 さん】
「(地域の)暗黙の了解・不文律みたいなそういうのって、本当住んでから、いきなり出てくるので、本当合う合わないがあるので誰かがそれを教えてくれてたら」
選ばれる新潟へ…移住者に定住してもらうためには手厚い支援が求められます。