15日夜から行われていた、成田空港反対派が設置した「やぐら」などの強制撤去。反対派と機動隊がもみ合いになるなど、一時騒然となりました。
その際、機動隊員に暴行を加えたなどとして、公務執行妨害の疑いで、これまでに3人が逮捕されたということです。
今回撤去された「やぐら」は、空港B滑走路につながる誘導路の近くの農地に設置されていました。
土地の明け渡しについては、成田空港側が起こした訴訟の判決で認められていましたが、この農地を借りて3代にわたって、野菜などの栽培を続けてきた反対派の市東孝雄(72)さんは憤りを隠せません。
市東さん:「空港会社の姿勢ですよね。こっちは、本当にお金が欲しくてやっているわけじゃないんです。ここで、農業を続けていきたいという、それだけなんです。何しろ諦めないことですよね。自分たちの正義を通すという生き方をしているので」
(「グッド!モーニング」2023年2月17日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp