今年5月に仙台市で開かれるG7科学技術大臣会合の受け入れ準備などを話し合う会議が2月14日、仙台市青葉区で開かれました。仙台駅などに被災地視察の情報を発信する案内所が設置されることが決まりました。
会議はG7科学技術大臣会合の会場が秋保地区に決まってから初めての開催で、秋保地区の町内会の代表など21人が出席しました。
14日は、仙台市を訪れた各国の関係者が被災地を視察しやすくなるよう、情報を提供する案内所を仙台駅などに設置することが報告されました。また、青葉山に建設中の次世代放射光施設「ナノテラス」を各国の閣僚が視察することが決まりました。
仙台市 郡 市長
「科学技術が私たちの暮らしを良くしている。そして、仙台のまちも発展してきている。この様子を見てもらうのと合わせて、東日本大震災の復興の状況も発信していきたい」
このほか仙台市が導入した、津波避難を呼びかけるドローンの実演なども期間中に予定されています。また、開催1カ月前に記念イベントとして、市内の中学生、高校生を対象に科学技術をテーマにトークイベントを開く予定です。
G7科学技術大臣会合は、今年5月12日から14日までホテル佐勘をメイン会場に開催されます。