岸田総理大臣は4月に任期が切れる日銀の黒田総裁の後任に、経済学者で元日銀審議委員の植田和男氏を起用する意向を固めました。
植田氏は東京大学の名誉教授で71歳。
専門はマクロ経済学や金融論で、1998年から2005年まで日銀で審議委員を務め、金融政策を決める会合などに出席していました。
1999年から日銀が初めて取り組んだ政策金利を限りなくゼロ近くに誘導する、いわゆる「ゼロ金利政策」や2001年から導入された量的緩和策の立案に携わりました。
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