今、SNSで盛んに取り上げられている場所。
それが、首都高速にある通称「辰巳ジャンプ台」。
まるでアクション映画のような、危険な運転が相次いでいる。
取材班は、その現場がある首都高速の辰巳パーキングエリアに向かった。
ジャンプ台は、パーキングエリアの出口付近に設置されていた。
危険な運転が多く目撃されるのは、夜。
ジャンプ台のそばに、見物人が集まり出した、その時だった。
宙を舞うスポーツカー、さらに、スピードを出して走る車が次々とジャンプしていった。
このジャンプ台は、高速道路との合流直前にあるため、少しでもハンドル操作を誤れば大事故につながる可能性もある。
この段差、そもそも何のために設置されたのだろうか。
真夜中に猛スピードで首都高を走る、ルーレット族。
その悪質な暴走行為や騒音トラブルは、今もあとを絶たない。
そこで、首都高速は1月に、パーキングエリアでスピードダウンを促す措置として、路面に段差を設置した。
するとこれが、ジャンプの高さを競う“走り屋の遊ぶ場”になってしまった。
首都高速道路会社は、こうした迷惑行為をするドライバーに対し、警察と連携し対策を行っていくとしている。
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