フィリピンのレムリヤ法相は、日本が送還を求めている4人について、「王様のように暮らしていた」などと収容所内の様子を明らかにしました。
レムリヤ法相は4日、現地のラジオ番組で、渡邉優樹容疑者ら4人について、「周りの人たちを買収するための現金を持ち、王様のように暮らしていた」と収容所内の様子について明らかにしました。
また、「空調の効いた環境で過ごし、電話やパソコンも持っていた」と規則に違反した生活をしていたことを認め、施設の職員をすべて更迭し、今後調査を行う方針を示しました。
また、4人が国内で裁判にかけられていたことについて、「強制送還を回避するために訴訟を起こさせている」と指摘しました。
4人のうち、渡邉容疑者と小島智信容疑者の裁判は6日に行われる予定で、棄却されれば、4人全員の送還に向けた法的な条件が整うことになります。
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