アメリカのブリンケン国務長官が中国の「偵察用気球」が確認されたとして中国訪問を延期したことについて、中国外務省は「気球は気象観測用で不可抗力で誤って入った」と改めて主張しました。
中国外務省は4日、ホームページで「気球は民用のもので、偏西風の影響でコースを外れた。これは今回だけの不可抗力による不測の事態だ」と改めて強調しました。
そのうえで「一部の政治家やメディアがこれを口実に中国を攻撃し、顔に泥を塗ろうとしているが、断固として反対する」と反発しています。
また、中国の外交トップの王毅氏もブリンケン国務長官との電話会談で冷静さを保つことが大切だと主張し、「いかなる、いわれのない臆測やでっち上げも受け入れない」と強調しています。
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