テレビ朝日コメンテーターの藤川みな代政治部長にお話しを聞きます。
安倍前総理が高市早苗氏を「支援」、麻生副総理も支持の可能性があるということで、岸田文雄氏にとっては厳しい風が吹いている?
〇議員票で強いのが岸田氏、党員票で強いのは河野氏と見られている。そんな中で岸田氏がどうやって党員票を積み増していくかという戦略を立ててきた。そこで高市氏が出るということで細田派、麻生派が一塊となって岸田氏を支援することは難しくなり、あてがはずれた格好。岸田氏が議員票に強いという大前提が揺らいでいる。
〇麻生氏は麻生派の河野氏の出馬について“まだ早い”と考えている。温存したいという親心のようなもの。
〇河野氏は世論調査では支持率が高いが、自民党内のベテラン議員からは評判がいいとは言えない。
〇河野氏が新総裁になることで、“世代交代が進んでしまう”という危機感も。派閥を越えて、若手による河野氏への支援が広がる見通し。
〇野党は菅総理ではなく“新しい顔”と戦うことになり、戦略の見直しを迫られている。
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