【独占取材】デヴィ夫人がウクライナ訪問 「私に怖いモノはないです」

【独占取材】デヴィ夫人がウクライナ訪問 「私に怖いモノはないです」

乗り捨てられ、ボロボロの戦車の前に立つ、タレントのデヴィ夫人。

ウクライナの首都キーウなどを訪問し、支援物資を届けた。

どのような思いで現地に向かったのか。

現地時間24日午前9時ごろ、FNNの単独インタビューに応じた。

デヴィ夫人「わたしたちは、ウクライナの人たちを勇気づける目的がある。ウクライナ大使館に寄付したり、いろいろなチャリティーで2~3回、ウクライナのための支援資金を集めて送ったりしていたが、それだけでは足りなくて、私自身がここへ来てしまった。ウクライナを民主主義の墓場にさせることは絶対にできない」

22日にウクライナに到着したデヴィ夫人。

23日、キーウや民間人への虐殺があった近郊の街ブチャの病院などを訪問した。

防寒着やおむつなどの支援物資を届けたという。

ウクライナのコルスンスキー駐日大使は、現地での写真をツイッターに掲載し、「彼女は勇敢で強い。Dewi Sukarnoのような友人がいて、わたしたちはとても幸運です」とつづった。

在日本ウクライナ大使館によると、2022年12月、デヴィ夫人から現地訪問について相談があったという。

その際、大使館側は、集まっていた支援物資のウクライナへの輸送を依頼。

デヴィ夫人が運営に関わる財団が、輸送に協力することになったという。

石油ストーブや医療品などが入ったコンテナ4個が、2月中にも現地に届く予定だという。

出国直前のデヴィ夫人。
ウクライナカラーでそろえたスーツケースには、支援物資が入っていた。

デヴィ夫人「今回わたしたち、手で持てるものは持ってきました。機能性インナー上下、それとカイロ、懐中電灯、便座シート、止血止め、おむつなど、たくさん持ってきました」

日本から輸送したコンテナが届くのは2月になるため、少しでも早く支援物資を届けるため、持てるものは持っていくことにしたという。

戦争に終わりが見えない中、日本政府は、ウクライナ全土に退避勧告を出し、渡航もやめるよう求めている。

そうした中で、ウクライナを訪問することは危ないのではという指摘もあるが、デヴィ夫人は「警備がついているので安全だ」と話している。

デヴィ夫人「ウクライナ警察とミリタリーポリスが警護してくださっています。私は戦争経験してますし、クーデターも経験していますし、革命も経験していますし、暴動も経験しています。怖いモノはないです」

一方で、松野博一官房長官は24日、「どのような目的であれ、ウクライナへの渡航はやめていただくよう、また、すでに滞在されている方は安全を確保したうえで、直ちに退避していただくよう勧告しています」と述べた。

松野官房長官は、日本政府として国際社会と緊密に連携しながら、ウクライナの人々に寄り添った支援を実施するとしている。

FNNプライムオンライン
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