ウクライナの戦場を走る、装甲兵員輸送車。
 ボロボロになった建物の近くに止まった。
車体には、赤い十字マークが。
 すると、建物の中から、けが人が運び出された。
砲弾が飛び交う中、傷ついた兵士を収容する瞬間。
けが人を乗せて、荒れ果てた街の中を走っていると、すぐ近くで爆発が。
ここは今、最も激しい戦闘が行われている東部ドネツク州の街ソレダル。
プーチン大統領の側近プリゴジン氏は、「われわれはソレダル全域を制圧した」という声明を出した。
ソレダルには、プリゴジン氏がトップを務める軍事会社「ワグネル」の兵士たちが、大量に動員されている。
一方、ウクライナ側は制圧報道に反発。
ゼレンスキー大統領「われわれの部隊はソレダルを守り、ロシアに大きな損失を与えている」
情報戦が繰り広げられる中、ロシア側に動きがあった。
現場の最高司令官スロビキン氏が突然交代。
 事実上、解任させられた形。
代わって、その地位に就いたのが、ゲラシモフ参謀総長。
戦況が思うようにいかないロシア。
プーチン大統領としては、制服組のトップを戦場に送る異例の人事で、軍の士気を高めようと決断したとみられている。
FNNプライムオンライン
 https://www.fnn.jp/
 
 ![激戦地 負傷兵の収容中… ロシア側は「全域を制圧」 [ウクライナ侵攻]](https://i0.wp.com/news.lifeee.net/wp-content/uploads/2023/01/unnamed-file-196.jpg?resize=730%2C410&ssl=1)
 
  
  
  
  
 