中国政府は、去年12月からのおよそ1カ月で新型コロナに感染して5万9938人が死亡したと明らかにしました。
国家衛生健康委員会は14日、去年12月8日から今月12日までに、新型コロナ感染後に呼吸器不全で5503人、基礎疾患との合併症で5万4435人、合わせて5万9938人が死亡したと発表しました。
感染が爆発して以降、中国政府が死者数のまとめを発表するのは初めてのことです。
死者の平均年齢は80.3歳で、65歳以上の高齢者が90%以上だということです。
12日の時点で、入院中の重症者は10万5000人、重症病床の使用率は75.3%としています。
中国政府はこれまで参考情報として連日一桁台の死者数を発表していて、実態と乖離(かいり)しているなどと批判を受けていました。
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