安倍元総理が銃撃され死亡した事件で、奈良地検は山上徹也容疑者を殺人罪などで起訴しました。
殺人と銃刀法違反の罪で起訴されたのは、奈良市の無職・山上徹也被告(42)です。
起訴状によりますと、山上被告は去年7月8日、奈良市で参院選の演説中だった安倍晋三元総理(67)に対し、手製の銃で2回にわたり至近距離から発砲し、殺害した罪に問われています。
これまでの警察の調べに、山上被告は容疑を認め、「母親が旧統一教会に献金し家庭がめちゃくちゃになった」「安倍元総理と教団が繋がりがあると思い狙った」などと供述していることが分かっています。
奈良地検はおよそ5か月半、精神状態などを調べる鑑定留置を行い、鑑定の結果、刑事責任を問えると判断しました。
奈良県警は、選挙活動を妨害した公職選挙法違反や宗教施設に試し撃ちした建造物損壊容疑などでの捜査を続けています。
母親が入信した旧統一教会への恨みから犯行に及んだとみられる社会に衝撃を与えた事件。裁判員裁判の対象となり、事件の全容がどこまで解明されるかが焦点となります。
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