韓国軍は31日朝、北朝鮮が日本海に向けて短距離弾道ミサイル3発を発射したと発表しました。
韓国軍によりますと、北朝鮮は午前8時ごろ、平壌近郊のチュンファ付近から日本海に向けて短距離弾道ミサイル3発を発射しました。飛距離は、いずれも350キロ程度と分析しています。
日本の防衛省によりますと、ミサイルはいずれも日本のEEZ(=排他的経済水域)の外側に落下したとみられ、現時点で被害の情報は確認されていないということです。
韓国国防省は30日夜、宇宙での監視偵察能力を強化する計画の一環として、固体燃料ロケットの打ち上げ実験を行ったと発表していて、北朝鮮がこれに反発した可能性もあります。
北朝鮮では、26日から朝鮮労働党の重要政策を決定する中央委員会の総会が開かれていますが、北朝鮮メディアは31日、総会の決定書の草案が、金正恩総書記が出席した政治局会議で完成したと報じています。
1月1日、総会でまとめられた今後の活動計画などが国営メディアを通じて明らかにされるものとみられ、核ミサイル開発について、どのように言及するか注目されます。
(2022年12月31日放送)
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