12月18日に開催された漫才師の日本一決定戦「M-1グランプリ2022」で第18代王者に輝いたお笑いコンビ「ウエストランド」が優勝者会見を行った。
史上最多7261組の頂点に立った「ウエストランド」の井口浩之(39)は「あまりネタで評価されたことも無かったので、このネタでチャンピオンになれるとは」と率直な気持ちを話した。一方、相方の河本太(38)は「僕はついてきただけ。とても7000組の頂点だとは思っていない」と心境を明かした。
――前回出場時に「漫才はいいことがなかった人間の復讐(ふくしゅう)劇だ」と話していたが。
井口「ネタをやってちゃんとウケて。2本ともウケるのが目標だったので、優勝という結果はその後からついてくるだろうなという感じだった。2本できて、ちゃんとウケたという意味では、前回は10位よりウケてない9位だったので、ウケることができてリベンジは果たせたかなと思います。それでさらに優勝までついてきて、本当にうれしい」
――復讐できた?
井口「そうですね。大丈夫かな、こんなことばかり言って(笑)。いろんな人から狙われそうで怖いです。復讐できたと思いますけど、まだ分からないです。今後ね、どうなっていくかわからない。まだ一歩も(外に)出ていないわけですから。もうちょっといいことがあったら、復讐できたとな思うかもしれないけど、今はまだわからないですね。たぶん嫌なことはあるし」