日本の民間企業が開発した月面着陸船が先ほど、月へと打ち上げられました。月への着陸が成功すれば、民間では世界初の快挙となります。アメリカ南部フロリダ州から中継です。
フロリダ州南部ケープカナベラルです。日本の宇宙ベンチャーispaceが開発した月面着陸船は、日本時間午後4時38分、後ろの発射場から打ち上げられました。
「3、2、1、リフトオフ!」
「日本の民間企業が宇宙への新たな扉を開きます。ispaceの月面着陸船、月に向かって出発です」
今回の打ち上げは「HAKUTO-R」と名付けられたispaceの月面探査プロジェクトの第一弾で、着陸船には、JAXAが民間企業とともに開発した小型の月面探査ロボットや、UAEの探査機などが搭載されています。
着陸船は打ち上げのおよそ46分後、午後5時半前にロケットから切り離されました。この後、東京・日本橋の地上管制室への通信を確立できるかが焦点となります。
ispaceは月への輸送や月面探査をビジネスとして確立することを目指しています。
地球から38万キロ離れた月への着陸は来年4月に行われる見通しで、成功すれば日本初。民間のプロジェクトとしては世界初の快挙となります。
東京、日本橋に設置されたライブビューイング会場には、ispaceの社員やその家族などおよそ130人が集まり、ロケットが打ち上げられると、会場は大きな歓声に包まれました。
先ほど、午後5時半ごろに「月面着陸船」が無事分離されたことが確認されると会場には安堵が広がっていました。
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